30代で公務員から民間企業へ転職したいけど「何のスキルもないから転職なんて無理だよな...」と悩んでいる方も多いのでは...
私も同じように悩んでいました。
結論を言うと、スキルも何もない私が転職できたので、30代で公務員から民間企業に転職することは可能です。
ただし、失敗も経験し、試行錯誤しながらしっかり対策しました。
この記事では、実際に内定を獲得した私が、
・未経験転職におすすめな業界、業種の選び方
・転職サイトやエージェントの具体的な活用方法
...といった転職活動の全容を解説します。
30代公務員の転職は難しいと言われていますが...
ポンコツ公務員だった私に転職できたので、多くの方にとって真似するだけで転職を成功できる内容になっています。
是非、最後までチェックしてください!
目次
生涯安定の公務員を30代で退職!民間へ転職を決意した理由
私が退職した理由を簡単にまとめると「入庁前の理想」と「入庁後の現実」とのギャップが大きくなりすぎたのが原因です。
私が勤務していた自治体では、
・退職人数>採用人数で、職員数が減り続けている
・管理職は、仕事を増やすが、減らすことはない
...といった「人は減るのに、仕事は増える」地獄のような状況で、職員一人あたりの仕事量は年々増え続けていました。
私自身も5年目から一人で新規事業や法改正の担当を任されるようになり、次第に定時退庁の実現が困難になりました。
どれくらい忙しかったかというと、繁忙期には、
・月130時間の残業
・6ヶ月連続で月100時間の残業
...などを経験し、入庁前の定時退庁で定年まで働くイメージができない状態になっていました。
月100〜130時間の残業とは…
月100時間〜130時間の残業は、
・平日は毎日21時から23時まで働く
・土日も毎週どちらかは働く
...といったレベルです。
良いことといえば、遊ぶ時間すらないので、お金が貯まりまくること。
ですが、もっとも大切な心身の健康はガッツリ削られました。
この状態で「あと30〜40年働くの無理だし、公務員を続けても人生つまらないのでは?」と思いはじめました。
異動の文化も退職の決め手
定期的にある公務員の人事異動は、
・スキルが定着しない
・本人の希望がほぼ通らない
・意欲的で優秀な職員ほど忙しい部署に異動
...といったデメリットがあり、キャリアへの漠然とした不安がありました。
地獄のような状況が改善されるイメージが全くできないため、退職を決断しました。
戦略と感情で決める!30代公務員の後悔しない転職先の業界・業種の選び方
公務員だった私が、次の転職先で重視したのは、以下の2点です。
①成長している市場に身を置くこと
②能力を最大限に発揮できる職につくこと
そして、転職活動を経てWEBメディアで記事を書く仕事につきました。
業界と職種を選んだ理由は、以下の通りです。
業界と職種を選んだポイント
今後も「ITで社会の課題を解決する業界や業種」のニーズは高まると思うので、私のような未経験転職をする方にはオススメです。
IT業界は出勤する必要性が低く、リモートやフレックス制度が整っているので柔軟な働き方ができる点も魅力です。
転職を有利にする資格を取得したい方は、以下の記事をチェックしてください。
30代公務員が厳選!転職を成功させるおすすめサービス4選
仕事をしながらの転職活動は時間がないので、便利なツールを使いこなして、効率よく進めるのが鉄則。
私はこれまで公務員から民間への転職を含め、合計3回の転職を通じて10種類ほどのサービスを使ってきました。
実際に使ったツールの中で「転職活動に絶対に欠かすことができないサービス4選」を紹介します。
※横にスクロールできます。
転職フェーズごとの おすすめサービス |
イチオシ ポイント |
詳細 リンク |
自己分析は ミイダス |
・自分に似た人の年収がわかる ・コンピテンシー診断で強みを発見 ・強みを書類作成・面接で活かせる |
ミイダス |
書類作成は
|
・履歴書、職務経歴書のテンプレが豊富 ・書式別、職種別の職務経歴書から選べる |
リクルートエージェント |
20代〜40代向け ホワイト企業の 求人を探すなら リクルートエージェント |
・42万件を超える圧倒的な求人数があり、最初に登録すべきエージェント ※マイナビ(6万件)の約7倍 ・残業が少ない、テレワーク可能な求人が見つかりやすい ・土日も連絡できるので、平日に時間がなくても安心 |
リクルートエージェント |
20代〜30代向け 書類作成、面接経験の 少ない方は マイナビエージェント |
・書類作成〜面接対策のサポートの評判が良く、初めての転職活動の方でも◎ ・希望に合った求人の提案力があり、マッチング精度が高い |
マイナビエージェント |
気になる企業の クチコミ確認は 転職会議 |
・入社前に会社の評判を確認できる ・ミスマッチを無くして定着できる ・口コミをチェックした企業に直接応募できる |
転職会議 |
上記のサービスはどれも本当に使えるものなので、転職活動を始める前に必ず登録することをオススメします。
次の章では、転職活動の流れにそって、実際に内定獲得につながったサービスと使い方を解説します。
成功のコツを伝授!30代公務員の転職活動の流れを徹底解説
転職活動は、キャリアの健康診断のようなもので、気軽な気持ちで転職活動を始めてOKです。
転職経験者にとって「転職市場でどれくらいの価値があるのか」を定期的にチェックすることは、当たり前のこと。
内定が出た段階で、転職するか決めれば良いだけの話なので気軽に始めてみましょう。
それでは、転職の流れに沿ってコツや注意点を解説していきます。
転職活動の流れ
①自己分析をして業界・業種を決める
②履歴書・職務経歴書を作成
③転職エージェントに書類を添削してもらう
④転職サイトも活用し、希望の職を見つける
⑤内定獲得後、口コミをみて判断する
上記の①から⑤まで順に詳しくみていきましょう。
①自己分析をして業界・業種を決める
自分のやりたいことや長所・短所の把握といった自己分析はツールを使って効率的に進めましょう。
ミイダスの診断には悩み別に3種類の診断があります。
①転職するか悩んでいる方
→市場価値診断
・自分と似たような人の年収
・自分に興味がある企業
…といった自分の市場価値がわかるので転職活動した方が良いかがわかります。
②業界選びに悩んでる、自己分析のヒントが欲しい方
→コンピテンシー診断
・自分の強みや弱み
・自分に向いている仕事
…といった企業選びや面接の自己分析に活用できる機能があり、内定に近づきます。
③思い込みで失敗した経験がある方
→バイアス診断ゲーム
・自分では気づけない思考のクセ
・合意的な判断をするためのアドバイス
…といった転職活動だけでなく、普段の生活や仕事の意思決定でも生かせる情報が手に入ります。
自分でも気づけなかった「強み」に気づくことができ、書類作成や面接で大いに役立ちます。
次の会社では、弱みを補う働き方より強みを生かして成果をあげる仕事をしたいですよね。
皆さんも自分の強みを見つけて、
→得意なことを仕事にする
→人よりできるから評価される
→仕事がもっと好きになる
...といった好循環を生み出すと、イキイキと働くことができますよ。
②履歴書・職務経歴書を作成
私は転職サイト「リクルートエージェント」の履歴書・職務経歴書のテンプレートをダウンロードして活用しました。
「リクルートエージェント」の書類を使った理由は、種類が豊富なため自分が作りたい書類を手間をかけずに作成できるからです。
転職初心者や時間がない方は、テンプレを使うと作成が圧倒的にラクです。
仕事の棚おろしが必要
書類作成のためには、過去の仕事の棚おろしが必要です。
これまで、
・どんな部署にいたのか
・どんな仕事をしたのか
・どんな成果を出したのか
...などを職務経歴書に記入していく必要があります。
必ずしも、華々しい成果がなくても大丈夫です。
「トラブルが起きた時にどう行動したか」「失敗を生かしてどう改善したか」といった業務改善行動ができることをアピールしましょう。
そういったストーリーは、
・書類選考で加点になる
・面接の質問でもアピールできる
...ため、職務経歴書の志望動機や自己PR欄に必ず書きましょう。
③転職エージェントに書類の添削をしてもらう
特に転職初心者の方はエージェントに書類を確認してもらうのがマストです。
自分の作った書類を客観的に見てもらうことで、
・わかりにくい表現を訂正してもらえる
・採用側が求めている表現を提案してくれる
...といった書類選考や面接に有利になる書き方を教えてくれます。
エージェントは、転職活動のプロなのに、無料で書類の添削ができるので、使い倒して書類をブラッシュアップしましょう。
また、話すことで思考が整理され、書類の内容が厚くなり、面接対策になります。
添削は複数のエージェントを使う
転職エージェントの担当者の添削能力や相性もそれぞれ異なります。
なるべく多くの人に意見を聞いたほうが、
・表現の引き出しが増える
・誰が見てもわかりやすい書類が作れる
といったメリットがあるので、必ず2社以上に添削してもらいましょう。
私は、6つの転職エージェントを活用しましたが、その中でもおすすめの2つを紹介します。
求人数が圧倒的に多い
①リクルートエージェント
基本、無料の転職エージェントは最初に2〜3社登録し、自分に合う2社に絞るのがおすすめです。
そして、まず登録しておきたいのが、大手の中でも圧倒的に求人数が多いリクルートエージェント。
リクルートエージェントは、
①求人数が多いので、自分に合った求人が見つけやすい
②作成書類が豊富なので、自分が書きやすい様式が選べる
…といったメリットがあります。
希望の求人を見落とさないためにも、一番最初に登録しておきたいエージェントです。
転職経験の少ない人向け
②マイナビエージェント
リクルートエージェントとセットで登録しておきたいのが、親身にアドバイスをくれる「マイナビエージェント 」。
転職経験の少ない20代〜30代向けのサービスなので、
書類作成や面接対策をしっかりやってくれます。
私の場合、思いを真摯に聞いてくれる担当者だったので、とても話しやすく、キャリアの悩みや転職で叶えたいことを強がることなく、正直に伝えることができました。
自分に合った仕事を見つけるには、担当者との相性の良さも大切で、本音で話ができるエージェントだと紹介される企業とのミスマッチが減ります。
ミスマッチを減らすために、
・複数のエージェントに登録
・相性の悪い担当者はチェンジ
...などして、相性の良い人を見つけることができれば、内定の獲得率がグッと上がります。
書類の添削は、完璧を目指さずに、ある程度の完成度でエージェントに相談しましょう!
転職活動は一緒に頑張ってくれるエージェントの力を早い段階で頼ると、効率よく、質を高めることができます。
③ギークリー
IT業界に転職したかったので、IT転職に強いエージェントを選びました。
IT業界に特化したエージェントなので、紹介される企業数がダントツで一番でした。
もし、転職したい業界が決まっている方は、その業界に特化したエージェントを一つは登録しておくことをおすすめします。
失敗しない企業選び!ホワイト転職を成功させる7つのコツ
転職後はキャリアアップだけでなく、働きやすい職場で長く定着したいですよね。
ここでは、転職後に後悔しないためのホワイト企業選びのポイントを紹介していきます。
ホワイト企業の特徴7選
- 社内の人間関係や職場の雰囲気が良好
- 業務量が適正で残業時間が少ない
- 残業代がきちんと支給される
- 離職率が低く、定着率が高い
- 社内の教育が充実している
- 社員の年齢層に偏りがない
- 福利厚生が充実している
上記のホワイト企業の特徴は、
・ 求人票
・会社の口コミ
・会社のSNS
・会社のHP
・内定後に直接聞く
...といった方法でチェックすることができます。
具体的にどんなポイントに注目すれば良いかを解説していきます。
①社内の人間関係や職場の雰囲気が良好
確認方法:口コミ、会社のSNS
基本的に会社は、ネガティブな情報は出しません。
ネガティブな情報は、
・会社を退職した方の口コミ
・本音が出やすいSNS
...といった客観的で個人的な情報を必ずチェックしましょう。
②業務量が適正で残業時間が少ない
確認方法:求人票、口コミ
残業時間は、求人票に明記されることが多いです。
ただし、
・業務の持ち帰り
・休日に仕事をしている
といった実態は求人票だけでは確認できません。
必ず、口コミもチェックしましょう。
残業時間のイメージ
一般的な9時〜18時までを定時だとすると、
・月20時間は、19:00退社
・月40時間は、20:00退社
・月60時間は、21:00退社
・月80時間は、22:00退社
仕事以外の予定もあり、現実的には毎日残業することは難しいので、月60時間を超えると休日も働くレベルになります。
③残業代がきちんと支給される
確認方法:求人票、口コミ
固定残業時間が月40時間の場合、給与に40時間分の残業代が含まれています。
また、残業をつけにくい雰囲気の会社もあるので、口コミのチェックもマストです。
固定残業時間は給与に含まれているので、残業の有無に関わらず支給されます。
固定残業時間が30時間の会社に残業ほぼゼロで働いていた時は、給料は割高に感じました。
なので、実際に残業時間がほぼない場合は「固定残業時間分だけ得をした」という見方もできるでしょう。
④離職率が低く、定着率が高い
確認方法:求人票、会社HP、内定後に直接聞く
ですが、公開している会社は少ないので、多くの場合は内定後に聞く必要があります。
離職率が高い会社は、
・人間関係
・給与などの待遇
・人事評価
...など何かしらの問題があると考えられます。
入社して3年以内の離職率を確認するのが一般的のようです。
⑤社内の教育が充実している
確認方法:求人票、会社のHP、面接で聞く
中途採用の場合、自ら学ぶ姿勢を求められますが、一切サポートがないのもツラいものです。
また、研修が充実している会社は、従業員をしっかり育てる風土があるので、安心して働けますよね。
警戒すべきワード
求人票やHPなどで「大きな裁量がある」といった言葉があると要注意です!
仕事を丸投げされ、サポートをする前提がないという可能性があります。
⑥社員の年齢層に偏りがない
確認方法:求人票、会社のHP
これは実体験ですが、既婚者が極端に少ない会社は、家庭や育児に対する配慮や制度がなかったです。
また、若い人が中心の会社は、大学生のようなノリで深夜帯にも仕事をしていました。
その点では規模の大きい企業は、年齢や家族構成などが異なる多様な方が会社に在籍しているので、価値観への配慮や制度が整っているメリットもあると思います。
⑦福利厚生が充実している
確認方法:求人票、会社HP
リモート制度やフレックス制度があるか?といった点も、通勤のストレスが減るので気になります。
また、「18時からビールが飲める」といった会社独自でやっている制度もあるので、会社のHPで福利厚生もチェックしましょう。
30代公務員の転職で気になる疑問Q&A
後悔してる?よかった?30代で公務員から民間へ転職した結果
結論から言うと、公務員を辞めて後悔はないです。
後悔どころか「何にでもなれる!」というワクワク感すらあり、退職してよかったと思っています。
仕事がプライベートの遊びと同様に楽しかったら話は別ですが…。
公務員を退職した結果、よかった点と悪かった点を簡単にまとめました。
公務員を辞めてよかったこと
転職先によることも多いと思いますが、私が転職後に感じた良い点は以下の通りです。
- 残業は月10時間未満で、ほぼ定時で退社できる
→公務員の時は、月100時間残業が半年間続く - リモートやフレックスなど勤務場所、時間が柔軟
→公務員の時は、リモートもフレックス制もない - 外部と話す機会がなく、理不尽に怒られることがない
→公務員は住民から嫌われていて、理不尽に怒られる - 自分のやりたい仕事ができる
→仮に行きたい部署があっても選べない
企業にもよりますが、民間企業に転職してこんなに自由でラクな仕事あったんだと感動しました。
公務員を辞めて後悔していること
公務員を辞めてマイナスになったことは、給料が下がったことだけです。
他に挙げようと必死に考えたのですが、思いつきませんでした。
高い給料をもらっていたのは、かなり残業していたから…と考えると給料が減るのは当然のことでした。
幸いにも転職後も平均年収以上は貰えているので、生活面も不自由なく暮らしています。
退職金も減りましたが、定年までの時間を充実させることができそうなので、それで良いと思っています。
公務員と同水準の待遇でホワイトな職場はある?
社会福祉協議会は設置されている自治体と給与や福利厚生が同水準なので、公務員の待遇を維持したい人にはおすすめです。
しかも、職場によっては事務職採用もあるので、公務員の経験がそのまま生かせます。
残業時間も月10時間〜20時間未満の職場も多いので、公務員の繁忙部署よりは圧倒的にホワイトな環境です。
社協への転職を考えている方は、
・私が内定を獲得した際の試験対策
・仕事内容や募集リンク
...などを記載した以下の記事を参考にしてくださいね。
Q&A③|30代の転職はサイトとエージェントはどっちが良い?
30代の転職は、エージェントとサイトの良い点だけを利用して成功させましょう。
転職サイトとエージェントは、それぞれメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットは以下の通り。
転職サイトのメリットとデメリット
メリット | デメリット | |
転職
エージェント |
・仕事の棚卸しを支援してくれる
・書類・面接の対策をしてくれる ・求人を探す手間が少ない |
・担当者と相性が合わない場合がある
・希望しない求人も提案される ・企業が払うコストが高い |
転職
サイト |
・働きたい企業に申請できる
・企業が払うコストが低い |
・求人を探す手間が多い |
転職エージェントを利用した企業は、採用者の年収の35%(平均)を手数料として払うことになります。
日本の多くの企業では年齢が上がるほど年収も上がる傾向にあります。
つまり、年齢が高くなるほどエージェントよりもサイトの方が内定が得やすくなります。
例えば、同じレベルの選考結果の受験者がいた場合、採用コストが低い転職サイト利用者が採用されるでしょう。
30代の転職では、
・転職エージェントで、書類選考と面接の準備
・転職サイトで、自分に合った求人を見つけて応募
...とエージェントとサイトの特性を理解し、使い分けた方が内定に近づくことができます。
20代の方であれば、エージェントでの採用も十分見込めるかと思います。
書類選考はどれくらいの志望度で求人へ応募する?
求人への「応募条件を広げても良い場面」と「応募条件を絞るべき場面」のそれぞれがあると思います。
「条件を広げても良い場面」からまとめましたので、確認していきましょう。
【応募条件を広げても良い場面】
①書類選考の通過レベルを確認する目的があるとき
②メンタル・体調不良で現在の会社での勤務が困難なとき
③転職活動が長期戦になり、妥協が許されるとき
①は転職初期に多く、理由もポジティブなので、全く問題ないです。
②精神的に余裕がない状態での転職活動になるため、可能なら休職して体調を整えてから転職活動をした方が良いです。
③で転職した場合、当初の転職の目的を果たせず、再度転職活動が必要なリスクも高まるので、あまりオススメはできません。
【応募条件を絞るべき場面】
・現状に大きな不満がなく、手堅く転職先を決めたいとき
企業側は採用する際にどんなポイントを重要視してるの?
厚労省の統計では、上位4位までは新卒も中途も重視される点は共通です。
1位:勤労意欲、チャレンジ精神
2位:コミュニケーション力
3位:マナー、社会常識
4位:組織への適応力
...といった社会人として当たり前のことを重視していることがわかります。
画像引用:厚生労働省
中途採用で重視される点
中途採用の5位(新卒の10位)は「業務に役立つ職業経験・訓練経験」となっています。
経験者の方が転職しやすい理由はこの点にあるかと思います。
逆に未経験転職の方は「前職の経験を転職先でどう活かすか」をアピールできるかがポイントです。
中途採用で重要なのは、
・社会人として当たり前のことができる
・中途として転職先に貢献できる力がある
...といった点をアピールしていきましょう。
登録しているサイトにスカウトが来たけど、内定取れる?
転職サイトにもよりますが、通常のスカウトは書類選考で落とされることもあるので、あまり期待できません。
ただし、プラチナスカウトなど通常のスカウトよりも特別なスカウトであれば、書類選考の通過率は高まるでしょう。
実際に私も、特別なスカウトを受けた企業から内定をもらった経験があります。
まとめ|30代のポンコツ公務員でもやり方次第で未経験転職できる
公務員を辞めることを決めて、ベンチャー企業への転職活動をはじめて約1〜2ヶ月で転職することができました。
転職を成功させるためにやったことは、以下の3つ
①将来のキャリアプランを考えて、転職先を決める
②転職エージェントを決めて、書類の添削と考えを言語化する
③希望にあった転職サイトを活用し、気になる企業に書類選考を申請する
上記3つができたら「最後は情熱が大切!」
公務員を続けるか悩んでいる方は、とりあえず転職活動をはじめることをおすすめします。
当然ですが、私のように未経験でも転職に成功できるのは転職活動をした人だけです。
最終的に転職しなくても、公務員の福利厚生の良さなどに気付けるきっかけにもなり、納得感を持って働くことができるかもしれません。
転職活動を始めれば、公務員以外にも働ける選択肢があることを認識でき、日々の不安が解消されますよ。
公務員をこれからも続けたいと思っている方は、人事評価を高める方法をまとめた以下の記事も参考にしてくださいね!