公務員になったけど、
「入庁前のラクなイメージと違う」「もっと高待遇な職業に転職したい」と思っている若手の公務員も多いのでは。
この記事では、
・公務員は20代で転職しないとヤバい理由
・20代の転職におすすめの転職サイトとエージェント
…などを解説していきます。
この記事を参考に転職活動を始めて、今よりもラクして稼いで健康的に働きましょう。
30代の転職は厳しい
公務員の転職は20代がベストな理由
公務員は、定期的に異動があるため、スキルが定着しません。
さらに、悲しいことに…
転職は、年齢が高いほど企業からは高いスキルが求められます。
公務員の場合は、
・歳を重ねてもスキルが身につかない
・歳を重ねて、転職市場での価値が下がる
...というように転職の難易度は上がり続けます。
転職市場で、20代は意欲や人柄重視のポテンシャル採用が中心のため、転職が成功しやすくなります。
つまり、公務員の転職のタイミングは、早ければ早いほど有利!
ただ、自分にマッチする部署があるかもしれないので、一度は人事異動を経験しても良いと思います。
では、実際にどういった流れで転職活動をするのか次の章で解説していきます。
仕事しながらできる!
失敗しない転職活動を実現する5つのこと
転職活動のざっくりとした流れは以下の通りです。
①自己分析
②書類作成 ③企業へ応募 ④面接 ⑤内定後の口コミ確認 |
選考前の口コミ確認は軽めに、悪い口コミを100%信用しないようにしましょう。
どの会社にも悪い口コミはあるので、参考にしすぎると、受ける企業がなくなってしまいます。
それでは①の自己分析から順に解説していきます。
転職活動で最も大切
自己分析を制する者が転職を制する
自己分析では、以下の項目を必ず押さえて、自分にあった業界・業種を選びましょう。
逆に、自己分析にブレがあると、
・面接での回答が曖昧になる
・入社後のミスマッチが生じる
...など「転職がうまくいない」「再度の転職が必要になる」といったことが起こります。
転職活動は、自己分析が最も大切なので、しっかりと深掘りしていきましょう。
自己分析の3つのポイント
自己分析での深掘りポイントは、以下の3つ。
- 自分の強みと弱み
- 1を活かせる環境
- 自分の価値観
自分の強みを活かし、得意なことを仕事にした方が、当然成果がでやすいです。
良い成果は、良い評価に繋がり、そのうち勝手に仕事自体が楽しくなっていきます。
とは言っても、
・やりたい仕事が明確な方
・やりがいを重視する価値観をお持ちの方
...などは、自分の価値観を大切にする転職もアリです。
自己分析は、自分だけでやるな!
友人や家族に強みや弱みを聞いたり、各種転職サイトの自己分析ツールを活用しましょう。
他人から見た自分の見え方もチェックすると、より広く深く自己分析ができますよ。
私が使っていた自己分析のツールはミイダスの「コンピテンシー診断」
画像引用:ミイダス
ミイダスのコンピテンシー診断は質問に答えるだけで、
・自分の強みや向いている仕事
・相性の良い上司やストレス要因
...などがわかるため、あなたにピッタリの仕事を探すことができます。
無料で診断ができ、書類作成、面接にも役に立つので、自己分析を深めたい方にとてもオススメです。
\無料で診断/
転職の方向性が決まる
自己診断ツールを使用する前に、
そもそも
「自分のやりたいことは何?」
「転職すべき業界はどこ?」
...といった点がはっきりしていなかったので、以下の2冊の本も読んで、転職の軸を決めました。
▼やりたいことを明確にしたい方は「やりたいことの見つけ方」がおすすめ
▼転職すべき業界を知りたい方は「転職の思考法」がおすすめ
無料サービスを使い倒そう
書類作成は、サイトとエージェントをフル活用
履歴書と職務経歴書は、転職サイトでダウンロードができます。
業界別の書類など種類も豊富なので、自分にあった書類を選びましょう。
書類の書き方も各種転職サイトに記載されているので、参考にしてみましょう。
必ずエージェントに見てもらおう
何人もの転職成功者の書類を見ているエージェントは、いわば転職の書類作成のプロです。
内定が取れる書類作りのアドバイスが無料で何度でも受けられるので、エージェントは使い倒しましょう。
書類を提出する前に、転職エージェントに必ず添削をお願いしましょう。
書類は、誰がみても伝わる客観性も重要!
私も初めての転職活動では、原型がなくなるくらい、エージェントに修正してもらいました。笑
私が書類作成で使った転職サイトは「リクルートエージェント」
・履歴書、職務経歴書の種類が豊富
・自分が作成したい書類が簡単に作成可能
書類添削をしてもらったのは「doda」
・担当者とのやりとりがLINEで出来て連絡が漏れない
・エージェント機能だけでなく、豊富な求人から自分で探せる
書類作成が終わったら、いよいよ入りたい企業に応募してみましょう!
いよいよ企業へ応募!
20代におすすめの転職サイトと転職エージェント
書類作成が終わり、戦闘態勢が整ったら、いよいよ気になる企業に応募。
20代の転職は、第二新卒や20代の案件が多い転職サイトを活用しましょう。
登録する転職サイトは多すぎると、
「連絡の確認が漏れる」
「返信が遅れる」
...など管理がしにくいです。
登録する転職サイトの数は、3つくらいが最適です。
転職サイトを選ぶ際は、
・求人数の多いサイトを2つ
・やりたい業界に特化したサイトを1つ
...登録するのがおすすめです。
20代向けの求人数が多いサイトは「マイナビジョブ20's」
・20代の若手社会人に特化した転職サポートが受けられる
・職種、業界未経験OKの求人が50%以上と豊富
利用者は、社会人経験3年以内の方も多いのが特徴です。
首都圏が中心で、地方の求人を探している方は注意が必要です。
自分と似た経験の人が受けたスカウトの年収実績がわかる「ミイダス」
・平均年収726万円
・該当する企業は1479社
...でした。
そのまま該当する企業へも応募できるので、オススメですよ。
上記の2つのサイトを軸に活用しつつ、自分が転職したい業界に特化したサイトを1つ登録しておきましょう。
リモートと対面どっちが有利?
面接は事前準備が命
どうしても内定が欲しい本命企業の面接の前に、
・友人やエージェントに想定する回答を話す
・1〜2社同じ業界や業種の企業を受ける
...など、頭でモヤッと考えていることをしっかり言語化することが大切です。
特に、同じ業界や業種を受けておくと、質問の傾向をつかめるので、対策ができますよ。
面接は対面の方が有利?
リモートで面接できる会社が増えていますが、対面がおすすめ!
対面での面接は、
・志望度の高さが伝わる
・人柄、表情、雰囲気が伝わる
・コミュニケーションが取りやすい
…といったメリットがあります。
志望度が高い企業ほど、対面での面接を申請しましょう。
反対に、志望度が低い企業は、交通費や移動の時間が節約できるリモートにしましょう。
面接で話す内容に自信がない方も、画面付近に回答メモを設置するとスラスラと話せますよ。
失敗しない転職は口コミが大事
内定後の口コミ確認でリアルな評判をチェック
内定後は、必ず口コミをチェックし、入社後のミスマッチを防ぎましょう。
口コミをチェックする際は、
・口コミが比較的新しい情報か
・良い点ばかり書かれていないか(ステマの可能性がある)
...といった点に注意しましょう。
使いやすい転職サイトは3つあります。
「Openwork」
「転職会議」
「ライトハウス」です。
どのサイトも登録が必要ですが、口コミを確認せずに入社するのは危険すぎます。
私は、志望度が高い企業から内定獲得をした際は、悪い面も認識した状態で入社を決めたいので、3つ全ての口コミサイトを見ていました。
転職で後悔したくない方はなるべく多くの口コミを確認しましょう。
うまくいかない転職あるある
転職で失敗する6つのパターン
そもそも内定が取れない3つのパターン
まずは、転職活動がうまく行かないパターンを紹介します。
内定が取れない転職活動あるある
①自己分析が足りず、熱量や一貫性がない
→「なぜ〇〇したいのか?」を深掘りするのがポイント
②30代になり、転職市場での需要が下がる
→グズグズしていると、公務員にしがみつく人生しか無くなる
③多忙な中堅になり、転職活動ができない
→そもそも転職活動の時間が確保できない、妥協で選んでしまう
上記3点の失敗あるあるは、
・自己分析をしっかり行う
・危機感を持ってスピーディーに転職活動を行う
,,,といったことで失敗を防ぐことができます。
転職後に失敗する3つのパターン
転職はあくまではじまりで、転職後にも失敗が起きます。
代表的な転職後の失敗3選
①入社後のミスマッチで早期離職
→こんなはずじゃなかったと後悔
②転職グセがつき、職場を転々とする
→あまりに短い転職だとスキルが身につかず、転職も不利に
③不満点を転職で解決しようとする
→現状で不満を解決するには?とその方法を考えよう
上記の3つは「自己分析による深掘り」と「口コミ確認」でミスマッチを防げます。
また、1つの会社で2〜3年在籍し、
・スキルを身につける
・成果を出す
...などをした上で、次の転職を検討しましょう。
現状の不満を会社のせいにして転職にチャレンジする他責思考は企業からの印象は悪いでしょう。
面接でも「課題解決のためにあなたがしたことを教えてください」と聞かれたことがあります。
まずは、抱えている課題を自分で解決できるかをチャレンジし、転職活動のネタ作りをすることをおすすめします。
転職がなかなかうまくいかない方は、一度公務員として、人事評価をあげて給料アップを狙う選択肢もアリ。
人事評価を簡単に上げる方法が知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
まとめ
公務員からの転職は、20代が圧倒的に有利!
私は何とか30代でホワイト企業に転職できましたが、ハードルは高かったです。
ホワイト企業への転職時に気にするべきことを解説していますので、気になる方はチェックしてください。
公務員は、短期間で異動があり、長く勤務しても転職に有利になるスキルは定着しません。
それどころか、年齢を重ねるごとに転職市場での価値は低くなり続けます。
そのため、20代で公務員から転職を考えている人は、早めに自己分析をし、転職活動を始めましょう。
転職活動の流れ
①自己分析
②書類作成
③企業へ応募
④面接
⑤内定後の口コミ確認
①の自己分析〜⑤の口コミチェックで絶対に使った方が良いおすすめのツールを以下にまとめました。
▼自己分析におすすめの本は「転職の思考法」
著者は博報堂に勤務後、転職サービスONE CAREER代表の北野唯我さん。
ストーリ仕立てになっており、堅苦しくなく読みやすいのでサラッと読めます。
▼そもそもやりたいことがモヤモヤしている方におすすめなのは、「やりたいことの見つけ方」
▼ 転職エージェントに相談しながら転職サイトも使える「doda」
▼履歴書、職務経歴書のダウンロードは「リクルートエージェント」
▼20代におすすめの転職サイト・エージェントは「マイナビ20's」
▼登録すべき企業の口コミサイト
②転職会議
公務員経験しかない30代以降は、現状に不満があっても転職は難しいものになり、公務員にしがみつく人生になります。
仮に若いうちに転職に失敗しても、民間・公務員へ転職すれば良いだけなので、いくらでもやり直せます。
早くチャレンジした方が結果的にリスクが少なくて済むので、仕事で悩んでいる方は早めに転職活動を検討してみましょう。