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働き方・職場環境

公務員試験も人事評価もこれで安心!公務員の服装選びの正解を徹底解説

公務員の仕事着はスーツだと思っていたけど、

「男性でもスーツじゃない人がいる」
「女性はカジュアル人が多いよなぁ」
「評価を下げるNGな服はあるの?」

…とルールが曖昧なので、何を着ればいいかわからない方も多いはず。

そこでこの記事では、公務員歴10年以上のライターが男女の性別や年齢やシーンごとに間違いない服装を徹底解説します。

職場に着て行く服装の迷いが無くなる内容になっているので、ぜひご覧ください。

【公務員の正しい服装選び】押さえておきたい基準

thinking-man公務員として働いてみると「スーツでバシッとキメている人」「ジーパンやサンダルなどカジュアルな服装の人」など色々な服装の人がいます。

明確なルールはないのですが、悪目立ちするとクレームを受けたり、人事評価にも影響するので服装選びはとても重要です。

服装選びで最初に意識したい基準は「住民から不快に思われない服装をすること」です。

そのほかにも、

・公務員試験の適切な服装

・新人と管理職などの役職

・男性と女性などの性別

…などの観点で暗黙のルールがあるので、次の章で詳しく説明していきます。

印象の良い服装

男女で許容される服装が違う!間違いない公務員の服装

 

男女の会社員まず、入庁して最初に気づいたのは、性別による服装違いです。

部署や年齢を問わずに、

・男性は「フォーマルスタイル」
→スーツ、ワイシャツ、スラックス、革靴など

・女性は「オフィスカジュアルスタイル」
→ジャケット、ブラウス、パンツまたはスカート、パンプスなど

…といった服装を選べば間違いないでしょう。

新人や管理職以外はスーツを着ている女性は少なく、男性に比べてややカジュアルな服装まで許容されています。

女性の場合は、職場内はナースシューズを履いている方が多いのも男性と大きく異なる点です。

年齢や役職ごとに違う!公務員の服装選びの基本

社会人の身だしなみの画像この章では、年齢や役職に分けて、適切な服装を解説していきます。

社会人経験の少ない新人や若手の服装

庁内の文化に慣れていない新人や若手職員は、男女問わずスーツ着用が基本です。

勤務をしているうちに、周りの若手の先輩たちの服装をチェックし、徐々にカジュアルに調整するのがおすすめです。

大学生ノリでルール無視なオシャレを追求するよりも、社会人としてルールの中でオシャレを楽しみましょう。

出勤後、作業服に着替える部署であっても、通勤時に住民や上司が見ているという意識で服装にも注意した方が無難です。

身だしなみを整えてモテたいという方は、以下の記事も参考に!

公務員でモテないのはヤバい?モテる人の特徴や身だしなみを紹介

さまざまなステークホルダーと関わる公務員の管理職の服装

管理職以上も男女を問わず、基本的にスーツ、シャツ、革靴でしっかり見える服装が基本です。

管理職は「議員の対応」や「クレームの最終的な対応」など多種多様なステークホルダーに信頼感を与える必要があります。

だらしがない印象を与えてしまうので、シワだらけのシャツや汚れが目立つ革靴は、きちんとケアして服装を整えましょう。

公務員なら絶対に避けるべき!
クレーム受ける服装と評価を下げる服装

NGジェスチャーをする人

税金を払っている住民は、税金を給料としている公務員に対してネガティブな感情を持っている方が多いです。

そのため、ちょっとした服装のことでもクレームにつながってしまいます。

クレームを受けやすい服装は、以下の2つです。

クレームを受けやすい服装
・派手で目立つ服装
→ブランド品、過剰なアクセサリー、ミニスカートなど・だらしがない印象の服装
→ジーンズ、サンダル、シワシワのシャツなど

上記のような、住民目線で不快に感じる服装は避けましょう。

少し想像してみてください。

・税金の徴収窓口で、職員が高級そうで派手なブランドを身につけていたら…
住民から徴収した税金でブランド品を買っているのか〜」

・窓口で長時間待たされて、ジーンズやシワシワのTシャツを着ている職員に対応されたら…
「服装がだらしないから仕事も遅いのかな?」

…などと思われてしまい、クレームにつながる可能性はありますよね。

悪目立ちすると、クレームだけではなく、職員からの印象にも影響が出て、評価にも影響しかねません。

服装以外で人事評価を上げたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【実体験】ポンコツ地方公務員が高い人事評価を獲得できた5つの理由

女性は特に注意!公務員の服装に関するクレームは割とよくあった

実際に、人事課から各部署に対して、服装に関する注意喚起の通知が年に1,2回はあったと思います。

私の働いていた職場では特に、住民対応が多い窓口職場で女性の服装(アクセサリーやネイル)に関するクレームが多い印象でした。

服装の決まりがないので「住民が不快に感じない服装」を選ぶ意識が大切です。

服装のアイテム選びの他にも、

髪の色は明る過ぎない色にする

露出を控えた服装にする

…といった気づかいも必要です。

ロッカーを使った裏ワザ
シーンに応じた適切な公務員の服装

私は、10年以上公務員として勤務し、住民対応が必要な部署から庁内の人としか会話しない部署まで経験をしました。

部署や話をする人によって、スーツ、ジャケパン、カジュアルな格好を使い分けて対応しました。

具体的には、

・住民対応が多い部署では、
→シャツ、革靴、スーツのフォーマルスタイル
→ジャケットとパンツがセットではないジャケパンスタイル

・住民対応がない部署では、
→ポロシャツ、スラックス、スニーカーなどのカジュアルなスタイル

…といった格好をしていました。

カジュアルなスタイルで大切なことは清潔感です。

【清潔感を演出するために注意すべきこと】
・色柄は、シンプルで無地のもの

・シルエットは、スリムなもの

色柄が派手であったり、オーバーサイズのシルエットのものは、人によって不快に感じるので避けましょう。

ここからが裏技の解説

住民対応がない場所であっても、急に他部署の管理職に説明をしに行くなどきちんとした服装が求めれることがあります。

そんな時のために職場のロッカーにジャケット、スラックス、アイロンをかけたシャツ、ネクタイ、革靴の一式を用意していました。

ロッカーをうまく活用すれば、普段はカジュアルな服装ができるので、

・スーツのように動きにくい

・汚れやシワがつくのにも気をつかう

…といったことを感じることなく、快適に過ごすことができます。

急にかしこまったシーンに対応する時も安心して働くことができたので、是非参考にしてください。

公務員の服装に関する疑問解決Q&A

Q1.公務員の服装はユニクロでも良い?

A1.普段の公務員の服装は、ユニクロで全く問題ない(例外あり)

私自身も、周りの同僚もユニクロを着ている職員はとても多かったです。

特に男性のシャツ、スラックス、靴下などのアイテムは、デザインが限定され、シンプルなものが求められているので、ユニクロ着用率はとても高いです。

一方、女性は職場でもカジュアルな服装が許されているので、ユニクロで他人とかぶるのを避け、ユニクロと他のブランドを混ぜて着用する方が多い印象です。

オクタミ
男性の場合は、デザインに差がないので、シルエットが重要になります。

私は、ユニクロで「シャツ」「感動ジャケット」「感動パンツ」を自分の身体に合ったサイズで注文できるセミオーダーを利用し、綺麗なシルエットで着用していました。女性からも「え?それユニクロなの?」っと驚かれることも多かったです。

男女ともに共通ですが、靴やバッグやネクタイなどポイントで上品な素材を取り入れると、全体的に見栄えがよく見えます。

Q.2 公務員試験を受ける方の服装選びのポイントはある?

印象の良い服装

A.2 一次試験(筆記試験)も面接もスーツが間違いない

これから公務員試験を受ける人は、筆記試験と面接での試験の服装に悩んでしまいますよね。

結論から言うと、

・一次試験(筆記)は私服でもOK

・面接は絶対にスーツ

...でいきましょう。

一次試験(筆記)の際に服装に迷うようならスーツで行ってもOKです。

筆記試験は私服でいく場合は、個性的すぎる服で悪目立ちするのは絶対にNGです。

スーツを着用する際は、男女ともにリクルートスーツが正解です。

アイテムごとに選ぶポイントをまとめました。

▼スーツの色柄
・色は、ブラックかダークネイビー
・柄は、無地

▼シャツの種類
・色は白
・襟の種類は、レギュラーかセミワイド

▼ネクタイの色柄
・色はネイビー、青、赤、茶、グレー
・柄は無地かレジメンタル柄

▼靴の色、種類
・色は、黒一択
・種類は、ストレートチップ

▼靴下の色とサイズ
・色は、黒一択
・サイズは、すねが隠れる長さ

▼バッグ
・色は黒やネイビー
・自立するタイプがおすすめ

…といったシンプルなものでOKです。

スーツ選びで最も重要なのは、サイズ感です。

選ぶ自信がない方は、必ずスーツ店の店員に相談して体のサイズに合った適切なものを選びましょう。

まとめ

ここまで、「正しい服装」と「クレームを受けやすいNGな服装」について解説してきました。

最後に簡単にまとめます。

公務員の服装は、

・住民に不快感を与えない服装をする

・どの年代、部署であってもスーツであれば間違いない

…ということを意識して選びましょう。

服装をカジュアルにしたい場合は、周りの職場の先輩や同僚を参考に徐々に調整するのが、おすすめです。

  • この記事を書いた人

オクタミ


県庁、市役所など内定を多数獲得し、都内で10年以上公務員として勤務。
退職後はWEBマーケティングのベンチャー企業へ未経験で転職。
「公務員の経験をもとに、就活生や現職公務員にとって有益な情報を発信します!」 ※当ブログはアフィリエイト、Google AdSenseによる広告を掲載しています。

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