元公務員が職場で感じた公務員に向いていない人たち
君はポンコツの高給取りになれるか。
仕事が振られない公務員が最も公務員の旨みを味わえる。なんて皮肉な世界なんだ。
byオクタミ
向いていない人はこんな人
- 「地元や地域のために働きたい」とか微塵も考えてない人
- 仕事がラクそうだと思っている人
- ワークライフバランスの充実を叶えたい人、プライベートが充実していれば、仕事はなんでもいいや思考の人
- NOが言えない人、頑張りたくないのに、頑張っちゃう人
- 働きながらスキルアップしたい人
国家公務員で最も長かった職員の超過勤務時間ランキング(組織別)
1.「地元や地域のために働きたい」とか微塵も考えてない人
「地元や地域のために働きたい」と思っている人は、一生働けると思います。
もちろん面接で建前上言うレベルでは、ダメで。心の底から思っていればの話。
仕事にやりがいを持ってできるから、この時点で天職確定かと!
貢献心なしに仕事にやりがい求めちゃう系は精神が持たないですね。
「(地域に)心臓を捧げよ!」っていう人に会ったことないので、そんな人は、かなりレア種かと。奇行種といってもいいかもね。
2. 仕事がラクそうだと思っている人
私も正直、思ってましたよ。
「公務員になれた。あとは椅子に座ってるだけで暮らしていけるんだ。」とか。
「ハンコだけ押してればいいんでしょ」とか。
入ってみたら結構ストレスフルな世界です。
窓口で、「男と話したくないから、女の人出して!」と開口一番言い放たれたりとか。
住民にカウンターで説明していると、机をバンバン叩いて急に怒り狂ったりとか。
(YOUは、神田松之丞ですか?)
窓口で働いていた時は、女性職員が住民に理不尽なことを言われて、泣いているところを何度も見ました。
あとは、普通に仕事していたら新規事業や制度変更の対応を任されることもあります。
みんなでやっていこう!って仕事ならいいんですけど‥
私の場合は、新規事業・制度変更担当の時は、少数か一人だったので、個の力が求められます。
それでもルーティンワークで定時上がりの同期とだいたい同じ給料ですから。
(涙出過ぎて乾燥肌になったわ)
あとは、権力者とも普通に話をします。部長、課長、校長、園長とか。
説明だけならいいんですけど、交渉ごととかはパワーバランスが違いすぎて、かなりストレス。
上司がクズの時は間にも入ってくれないので。
(大人になっても先生に怒られると思ってなかったすね…)
3.ワークライフバランスの充実を叶えたい人、プライベートが充実していれば、仕事はなんでもいいや思考の人
仕事とプライベートの両立。あっちを立てると、こっちが立たず(下ネタではございません)。
仕事とプライベートの両立が結構むずかしい。特に、ある程度経験積んだ中堅職員は辛いと思います。
自分で業務分担の決定権がなく、任される仕事の量や責任は重い。
【残業増→プライベート減】さらに仕事にやりがいもないから…
見事に【満たされない暮らし】が完成!
4.NOが言えない人、頑張りたくないのに、頑張っちゃう人
こういう人は、仕事が増えたり、責任のある仕事を任せられるだけなので、体力と精神が削られていきます。
仕事に前向きだったり、地域に貢献したいという仕事に熱い気持ちがあれば、良いのですが…ないと地獄のはじまりです。
5.働きながらスキルアップしたい人
私の自治体では、ほぼワードとエクセルが使えれば、仕事ができました。
関数もググって使えればいい程度。パワポもほぼ使いませんでした。
自分の市場価値とかに疑問を持ってしまうような人は、向いていないように思います。
人差し指でワードをポチポチしているおじさんもたくさんいます。
ブラインドタッチできるだけで、人差し指おじさん3人分の仕事ができると思います。
ただ、それ以上のスキルはほぼ求められません。
職場からスキルが求められなければ、よほど向上心が強い人以外は、スキルアップのための独学もしないと思います。
要は、転職時にも不利になる環境ということ。
まとめ
以下の人以外は、公務員に向いていないと思いますので、違う仕事しましょう!
・地元や地域に貢献したい熱い思いがある人!
・熱い気持ちはないけれど、(プライベート充実させたいから・仕事はしたくないから)仕事を請け負わない(嫌われる)勇気がある人!