自己採点が可能な試験は?
試験終了後、問題用紙が返却される試験については、自己採点が可能です。
自己採点は、各公務員試験の予備校が公表しているので、その回答と照合して採点していきます。
以下は、各予備校に回答が掲載されており、自己採点が可能な試験として記載しています。
- 国家一般職
- 特別区
- 国家専門職
- 裁判所事務官
合格倍率とは?
まず合格率とは、【受験者数】/【最終合格者数】のことを指します。
申込者数や採用予定数も公表されますが、合格率を求める上では使用しません。
申込者数と受験者数の違いについて説明します。
申込者数は、実際に受験したかどうかにかかわらず、試験を受けるための申請をした数のことです。
受験者数は、申込者数のうち実際に試験を受験した数のことです。
つまり、申し込みはしたけれど、「他の試験日程と重複した」等の理由により、受験しない人もいるので、申込者数>受験者数となります。
また、採用予定数よりも最終合格者数が多いのは、最終合格後の辞退者を見込んで採用しているので、最終合格者は採用予定数よりも多くなっています。
国家一般職と特別区の過去の倍率(合格率)は?
首都圏の多くの公務員志望者が受験しているであろう国家一般職(関東甲信越)と特別区の合格率の推移を調査しました。
国家一般職(関東甲信越)の倍率(合格率)推移
2020年コロナ禍で就活市場は安定志向になり、国家公務員の倍率が高くなると予想していました。
しかし、昨今の国家公務員のブラックな働き方への報道もあってか、倍率は減少傾向です。
特別区I類の倍率(合格率)の推移
国家公務員と同様、コロナ禍の影響を受け、倍率が高くなると予想していました。
しかし、特別区I類も倍率は減少傾向です。意外でした。
国家公務員一般職も、特別区I類もコロナ禍においても倍率は上がっておらず、むしろ減少しています。
前年度以前と比較しても倍率は減少傾向で、競争率が低いため「公務員になりやすい時期」と言えそうです。
自己採点の結果と合否について
参考までに、私が受験した際の自己採点をまとめてみました。
国家一般職、特別区のどちらも教養試験と専門試験があり、6割以上の正答率で筆記試験は通過できました。
受験年度や問題の難易度によっても、合否のボーダーは変わってくると思うので、あくまで参考程度にお考えください。
※オクタミの国家一般職、特別区I類ともに受験年度のボーダー(試験の難易度)は不明ですが、近年の倍率より高い年度に受験しています。
まとめ
・コロナ禍においても国家一般職と特別区I類の倍率は減少傾向にある!公務員になるならイマ!!
・国家一般職・特別区I類とに6割以上の正答率で筆記試験選考通過した実績あり!!
・「受かった」と思っても落ちた試験があります。逆に「完全に落ちたなー」って思ったけれど、なぜか受かっていた試験があります。
なので、終わってしまった試験に関して、考えてもその試験の点数は上がることはないので、次に試験に集中しましょう!
自分でどうにもならない過去のことについて、考えている時間は勿体無いです!未来の試験の準備に時間を費やしましょう!