【東京都・特別区(東京23区)】年次有給休暇取得ランキング
みなさん休めていますか?
コロナ対応で部署によってはなかなか有給休暇を取得できていない人もいるのでは?
今回は、東京都及び特別区(東京23区)でどの自治体が年次有給休暇を取得できているのか、取得ランキングをつけてみました
年次有給休暇とは?
年ごとに付与される有給の休暇を年次有給休暇と言います。
法律では、雇用してから6ヶ月経過した時点で10日以上付与されることになっています。
基準日(年次有給休暇が付与されるタイミング)は、1月1日や4月1日と自治体によって異なります。
付与日数は、「1年目から15日間」「2年目以降は、20日間付与」されます。
公務員は、自治体差があるかもしれませんが、任用された時点で15日間付与されますので、民間に比べて手厚いと言えます。
地方公務員の年次有給休暇の取得実績
「(総務省)令和元年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」から引用
同じ地方公務員であっても、平均取得日数や年5日に満たない職員の割合に大きな差があります。
上流(住民からより遠い)に行くほど取得しやすく、下流(住民により近い)に行くほど取得しにくいという結果がわかります。
年々右肩上がりではありますが、頭打ち感があります。
東京都と特別区で年次有給休暇を取得できるランキング結果
ベスト3
①千代田区
②江東区
③中央区
ワースト3
①荒川区
②東京都
③大田区
感想
- 最上位と最下位の差が、ほぼ4日(3.9日)の差がありました。自治体間でこんなに差があるとは…。
- 北区が幹部職員のデータを公表しているのですが、管理職って休めないんですね…。時間外も出ないし、休めない。なかなか辛いですね。
- 東京都は全体で見ても下から2番目!特に警視庁が7.9日!圧倒的な低さ・・・。職業がら休めないのでしょうか。休みにくい文化がないといいです。一方で交通局だけ見ると、23区と比較してもダントツNO1の18.5日!
- 5年前のデータと比較すると、基本的に横ばいか微増。ただし、大田区が平成27年度は、19.7日でしたが、令和元年度は13.5日に・・・。一体、大田区に何があったのでしょうか。
- 自治体間ではなく各自治体の部署間で見ると、どんな部署が忙しくて休みにくいのか、確認ができそうです。公表してくれないかなー。